いつもの分かれ道で、考えずに右へ曲がる。その選択には、距離だけでなく、歩道の広さや見通し、好きな景色など、自分なりの理由が隠れているかもしれません。
今日は道を変えなくても構いません。いつもの道を選んだあと、安全に立ち止まれる場所で「なぜこちらを選んだか」を一つ書いてみます。理由が思いつかなければ、「習慣なので、まだ分からない」も立派な記録です。
条件と好みを分ける
「歩道が続いている」は道の条件についての観察です。「この店先を見るのが好き」は自分の好みです。両方が選択に関わっていても、一つの説明にまとめる必要はありません。
別の日に同じ場所で選び方が変わったら、時間や混雑など、その日に違っていた条件も残します。前回と違う選択をしたことを、気分の変化だけで説明しないためです。
この方法は、新しい道への挑戦を勧めるものではありません。危険や通行制限を感じた道へ、比較のために入る必要はありませんし、疲れている日は慣れた道を短く歩くだけでも十分です。
何度か記録すると、自分が散歩に求めているものが見えてきます。速く着くことなのか、落ち着いて歩くことなのか。地図の距離だけでは表しにくい、自分の道の選び方を知る練習です。

